FelicCaとはソニーの非接触ICカード技術方式のことで、駅の改札のSuicaをタッチする場所や、コンビニで電子マネーで支払う際に利用される技術です。

入退室管理システムでもFelicCaに対応している製品が増えてきており、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードやEdyなどの電子マネーでも入退室管理を行うことができます。

そんなFelicCaなどのICカードに対応している入退室管理システムについて紹介します。

1,AkerunPro(アケルンプロ)

AkerunPro(アケルンプロ)は株式会社フォトシンスが提供する入退室管理システムです。

AkerunPro(アケルンプロ)は初期費用無料で簡単に導入することができ、運用も簡単に行えることが特徴です。

通常入退室管理システムを導入する際は取付工事が必要ですが、AkerunPro(アケルンプロ)は今あるドアの上から貼り付けるだけなので工事なしで初期費用無料で導入することが可能です。
また、移転の際も原状回復工事が不要なので、全体的なコスト感はかなり安価に済みます。

導入社数も2,000社を超え、Yahoo!社など大手企業からレンタルスペースなどの小規模ビジネスまで幅広い企業に導入されています。

初期費用無料の入退室管理システム「AkerunPro(アケルンプロ)」の特徴

2,セキュリロックIII

セキュリティのSECOMが提供するICカードタイプの入退室管理システムです。

SECOMが提供するだけあり、セキュリロックIIIはセキュリティ面で多様な機能を実装できる点が特徴です。

例えば、1つのICカードで複数人が出入りする共連れを防ぐためにアンチパスバック機能があり、これは入室する際にICカードでの操作を行っていないと退室ができないという機能です。

出入りが制限されるため自由な出入りができなくなりますが、ICカードを保たない部外者の侵入を防ぐことが可能になります。

また、オプションとして監視カメラと連携して侵入や火災などの異常時にカメラによる確認とSECOMの警備スタッフが駆けつけるサービスもあります。

3,「TimePro-XG 入室」

「TimePro-XG 入室」はアマノ株式会社が提供する入退室管理システムです。

「TimePro-XG 入室」の特徴はアマノ株式会社が提供する統合管理システム「TimePro-XG」シリーズと連携することで「就業情報」「入室情報」「人事情報」「給与情報」「食堂情報」を統合することで事務処理を効率化させ、効果的な人材活用を実現できることです。

例えば、入室情報と就業情報を組み合わせることで、退勤時間と最終退出時間の乖離からサービス残業の実態を把握することができます。
また、休日出勤に関して、事前に出勤申請をしないと入室できない設定にすることで無断出勤を防止することが可能です。

4,パソコンで入退室管理Pro

パソコンで入退室管理Proはデネットが提供する入退室管理システムです。

これまで紹介した入退室管理システムはドアの鍵と連動しており、セキュリティの向上が期待できる製品でしたが、パソコンで入退室管理Proは単純に入退室を記録するためだけの製品です。

PCにソフトをインストールして、PCにUSB対応の非接触ICカードリーダーを接続し、カードリーダーにタッチすることで入退室を記録することができます。

価格も1万円を下回るソフトウェアなので、セキュリティ体制などは度外視で、単純に紙で管理したいた入退室をPCでの管理にしたい人に向けの入退室管理システムです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

入退室管理システムはICカードに対応している製品が増えてきており、小規模向けから大規模向けまで様々な製品があります。

イマイチ自社に適した機能や予算感がわからないという人は、気になる製品の資料を取り寄せてみてはいかがでしょうか?

また、初めて入退室管理システムを導入されるのであれば、初期費用無料で1ヶ月から導入できるAkerunPro(アケルンプロ)でどのようなものか試してみるのが良いと思います。

初期費用無料の入退室管理システム「AkerunPro(アケルンプロ)」の特徴