家庭向けスマートロックを提供するQrio株式会社が、スモールオフィス向けの入退室管理システム「カギカン」をリリースしました。
スマートロック事業で培った強みを全面に打ち出した新しい入退室管理システムです。
スモールオフィス向けに特化した機能、価格設定となっておりますので、中小企業で入退室管理システムを検討している人は、是非ご確認ください。
目次
カギカンとは？
カギカンとはスモールオフィス向けの入退室管理システムです。
入退室管理とは従来の物理的な鍵による入退室管理ではなく、スマートフォンやパソコンから鍵の開け閉めができるサービスです。
具体的には、今ある鍵の上にカギカンの機器を取り付け、スマートフォンの専用ページから鍵を開ける操作を行います。
そうすると専用機器がその操作を受信し、鍵を開けることができます。
鍵を開けるためにいちいちスマートフォンから鍵を開けなければならないため面倒だと感じる人もいるかと思いますが、カギカンを導入することで物理的な鍵の管理による手間やコストを排除し、セキュリティ面での課題を解決することができます。
具体的にカギカンを導入することでどんな課題を解決できるのか、ご紹介します。
カギカンで解決できる課題とは？
既に入退室管理システムについて調べている人は、入退室管理についての課題をお持ちだと思いますが、その課題がまずカギカンで解決できるのか、カギカンが解決できる課題について紹介します。
課題１：合鍵の発行に時間や手間がかかっている
物理的な鍵で管理をしている場合、従業員が増えるたびに合鍵を発行する必要があります。
合鍵を発行すること自体が手間がかかりますし、合鍵を発行するためにコストがかかります。
カギカンであれば、全てスマホやパソコンで完結するためその手間やコストを削減することができます。
課題２：鍵の受け渡しが大変
合鍵を発行したらそれを受け渡す事が必要になります。
大した手間ではないと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、少しでも手間を省くことで仕事の生産性を高めることができます。
渡した鍵もいつかは回収する必要があります。
スモールオフィスの中小企業、特にベンチャー企業は人の出入りも激しいと思いますので、その都度受け渡しをする必要があると思うと、その手間は小さくありません。
カギカンであればパソコン等から簡単に鍵の解錠権限を渡すこともできれば、剥奪することもできます。
課題３：機密情報を扱う部屋に誰でもアクセスできてしまう
機密情報を扱い部屋には特定の人しか入れないように、専用の鍵を特定の人が管理していると思います。
特定の人しか鍵を手にできないように管理をしているのであれば、大丈夫かもしれませんが、
物理的な鍵で管理している以上、誰がその鍵を手にするかわかりません。
しかも仮にこっそり鍵を手に入れ、機密情報にアクセスしてもいつ誰が機密情報にアクセスしたのか記録が残らないため何か不祥事が合った場合に原因の特定が困難になります。
カギカンであればユーザー毎に鍵の解錠権限を分けられますし、過去の入退室の履歴を記録することができます。
課題４：鍵を紛失してしまうことがある
最後に、物理的な鍵であれば鍵を紛失してしまうリスクが当然あります。
鍵を紛失すれば、部外者が侵入するリスクがありますので、早急に鍵を取り替える必要があります。
鍵を取り替えると、
・取り替えるためのコスト
・新しい鍵の合鍵発行のコスト
・合鍵を渡すコスト
など、様々な手間やコストがかかります。
カギカンであれば、そもそも紛失リスクが減りますし、鍵を取り替える必要もありません。
仮にスマホを紛失した場合はそのユーザーの解錠権限を剥奪すれば解決します。
カギカンの入退室管理としての機能・特徴
カギカンの機能や特徴について紹介します。
特徴１：取付工事不要
カギカンは今ある鍵の上から取り付けることができるため、鍵を取り替えるような工事を必要としません。
取り付けもとても簡単で、専門業者に依頼する必要もなく、簡単に取り付けが可能です。
また、取付工事が必要な場合、賃貸オフィスでは退去時に原状回復費用が大きくなりますので、その後のコストを考えると導入が難しいですが、貼り付けたカギカンをただ剥がすだけですので、原状回復費用を必要としないこともうれしいですね。
特徴２：初期費用無料、初月無料
カギカンは初期費用無料、初月無料、取付工事不要と初期導入コストが一切かかりません。
大掛かりな入退室管理システムは膨大な導入コストがかかりますが、カギカンは導入コストを抑えて導入することができますので気軽に導入することが可能です。
特徴３：簡単に合鍵発行可能
カギカンは管理画面から簡単に合鍵を発行することができます。
合鍵は物理的なカギではなく、スマートフォンなどから鍵を開けるものなので、鍵の紛失も無ければ、カギの受け渡しの手間を省くことができます。
鍵の権限を剥奪したいときもクリック一つでできますし、例えばアルバイトなど特定の時間にしか出入りしないような人には、特定の時間帯のみ鍵を開ける権限を渡すようなことも可能です。
開閉履歴の記録・ダウンロード
カギカンで鍵を開け閉めした履歴を記録し、ダウンロードすることができます。
例えば、機密情報へのアクセスの履歴や、オフィスへの入室の履歴を記録できますので、何か問題が合った時にその履歴を確認できます。
従業員が労働時間を短く、または長く見せるために勤怠履歴を偽装するようなこともあると思います。
※上司が帰った後に直ぐ退勤を記録し、そのまま働くなど。
勤怠管理システムだけではその不正に気づきづらいですが、入退室管理システムと組み合わせることで、従業員がいつ出社して、いつ退社したのか、勤怠の記録と入退室の記録をすり合わせて勤怠の記録と実態の乖離を見つけ、労働環境の実態を知ることもできます。
カギカンまとめ
いかがでしたでしょうか
カギカンは中小企業向けの入退室管理システムとして、導入コストが低いため非常に導入し易いものとなります。
従業員の入れ替えが激しい、また従業員が増えて会社が拡大しているような会社にはおすすめできる入退室管理システムですので、
入退室管理システムの導入を検討している方は、検討してみてはいかがでしょうか？
