スマートロックが話題になっていますが、法人がオフィスに導入するとどんなメリットがあるのかわからないという声を聞くことが多くなりました。
スマートロックの特徴のスマホが鍵になるというイメージが先行しているため、それだけではメリットを感じられない人が多いようです。
そこで今回は法人がオフィスにスマートロックを導入することで得られるメリットについてまとめてみました。
メリットはわかるよ!という人にはオフィスにスマートロックを導入する際に何を基準に選べばいいのかを下記ページにまとめていますので御覧ください。
オフィスでの導入におすすめのスマートロックの選び方
法人企業の鍵管理における3つの課題
法人企業の鍵管理は3つの課題を抱えています。
それは「コスト」「利便性」「セキュリティ」の3点です。
スマートロックを導入するメリットはまさしくその3点を解決できることです。
それぞれの課題を1つずつ見ていきます。
コスト
1つ目の課題はコストです。
鍵の管理に関連するコストは導入費用と維持費用の2つに分けられると思います。
導入費用は例えば電子錠を導入しようと思うと、扉の工事を行い配線周りも整備する必要がありますので、莫大な費用がかかります。
維持費用に関しては鍵を紛失してしまうとシリンダーを交換したりする必要がありますので、その都度は費用が発生しますので導入後の維持費用も必要となります。
また、従業員が増えるたびに新しく鍵を用意する必要がありますので費用が発生します。
スマートロックであれば導入費用に関しては各社2万~4万円程度と通常の電子錠と比べると工事が必要ない分安価に導入することができます。
また、法人企業での導入ですので導入件数などによってはディスカウント交渉も可能かもです。
維持費に関しては月額費用は基本的にはかかりませんが、オプション機能によっては月額費用が発生します。
しかし月額費用も数千円程度ですので比較的安価に利用することができます。
また、鍵を紛失してもそのスマートフォンから鍵の権限を削除するだけで済みますので、シリンダーを交換したりスマートロックを交換したりする必要がありませんので、、基本的には月額利用料のみと考えてもらえればいいと思います。
このように導入費用も安く、シリンダー交換の心配もないためコスト削減のメリットがありそうです。
利便性
従来の鍵管理の利便性に関する課題は、物理的な鍵を使用しているということです。
従業員が増えればその分鍵を共有する必要がありますが、鍵が増えれば増えるほど誰が鍵を持っているのかなど鍵の所在の管理が煩雑化します。
また、鍵を渡してしまうといつでも自由に会社に出入りできてしまうというのも便利なようですが土日など会社が休みに時にも出入りできてしまうので、出勤の管理ができなくなります。
スマートロックを導入するメリットは鍵の管理はウェブ上で一元管理することもできるようになりますし、時間帯や曜日で鍵を制限することも可能になりますので休日出勤も制限することができます。
Akerun(アケルン)なら今後は鍵の管理だけでなく勤怠管理にも対応していく予定なのでスマートロックを導入するメリットはより増えていきそうです。
セキュリティ
3つ目の鍵管理における課題はセキュリティです。
セキュリティの問題は「盗難紛失」「解錠施錠履歴が不明」の2つに分けられます。
鍵が盗難紛失した場合、シリンダーを交換する必要がありますので、そのたびに費用が発生しますし、
すぐに交換することもできないので交換が終わるまでの間は別の方法で鍵を管理する必要があります。
また、鍵の開閉履歴が確認できないので、誰がいつ鍵を開けても気づかれない状態はセキュリティ的には良くない状態と言えます。
スマートロックを導入するメリットとして、仮に鍵の権限を付与したスマートフォンを紛失してしまった際にはすぐに鍵の権限を削除することができますので、鍵を開けられることもありませんし、シリンダーを交換する必要もありませんし、
誰がいつ鍵の開閉を行ったかも管理画面で確認することができますので、不審な動きがあった際にすぐに気づくことができます。
セキュリティの安全性に関しては下記ページを御覧ください。
ハッキングされないの?スマートロックのセキュリティの安全性について
まとめ
いかがでしたでしょうか?
法人企業がスマートロックを導入することで得られるメリットは、「コスト」「利便性」「セキュリティ」の3つの課題を解決できることです。
もう面倒な鍵の管理から開放されたい!という人はスマートロックの導入を検討してみては?