他人に鍵をシェアできたり、オートロックにできたり便利な機能がたくさんあるスマートロックですが、便利なだけではなく問題点やデメリットがあります。
スマートロックを購入する前に問題点やデメリットを理解して納得したうえで購入していただければと思います。
目次
スマートロックの4つの問題点・デメリット
スマートロックの問題点・デメリットは大きく3つあります。
- 電池切れの可能性がある。
- 取り付けられないドアの鍵がある。
- 料金が高い
- 解錠するのにスマートフォンを取り出す必要がある
それぞれ具体的にどんな問題点・デメリットなのかを紹介していきます。
電池切れの可能性がある。
1つ目に、スマートロックは電池で動いているので、長期間使用していると電池が切れる可能性ががありますので、
電池が切れると鍵が開けられなくなる問題点・デメリットがあります。
電池が切れるとスマートフォンで鍵を開けられなくなるので電池が切れる前に交換する必要があります。
電池が切れた際は通常の鍵で解錠施錠することはできますので、電池が切れた時のために通常の鍵を持ち歩いておく必要があります。
ただし、スマートロックには電池が切れないような仕組みがあり、
電池が切れそうになるとスマートフォンアプリに通知が飛び、また、電池の残量をアプリで確認できるのでそのタイミングでちゃんと電池を交換しておけば問題点・デメリットにはなりません。
電池が切れた時の対処法に関しては下記ページを御覧ください。
スマートロックは電池が切れたらどうするの?
取り付けられないドアの鍵がある。
2つ目にスマートロックはすべてのドアの鍵に取り付けられる訳ではなく、限られた鍵にしか取り付けられない問題点・デメリットがあります。
取り付けられるかどうかは事前に自分で確認をする必要があるので、少し手間がかかります。
メーカーによって取り付けられるサムターンのタイプはことなりますので、取付可能なサムターンはメーカーの公式サイトでご確認ください。
なお、設置可能なサムターンは日々増えており、多くのサムターンには取り付け可能だと思いますので、
問題なくスマートロックが取り付けられる人にとっては問題点・デメリットにはなりません。
料金が高い
3つ目に料金が高いという問題点・デメリットがあります。
料金の高さに関しては人それぞれ感じ方は違うと思いますが、
安いもので20,000円~、高いものだと80,000円程度することもあります。
スマートロックは高ければ必ずしも高機能というわけではなく、安いスマートロックでも機能性は変わらないことも多く、
むしろ現在主流となっているのは料金が20,000~40,000円のスマートロックです。
長期に渡り使用するものになるので、料金も考慮すべきですが、
それ以上にメーカーごとに機能をしっかりと比較して選ぶと良いと思います。
ただし、20,000円も決して安い値段ではないので、気軽に買えないという点では問題点・デメリットと言えそうです。
解錠するのにスマートフォンを取り出す必要がある
4つ目の問題点として、鍵を開錠するためにスマートフォンをお取り出す必要があるという問題点・デメリットがあります。
これがなぜ問題点・デメリットになるのかというと、スマートフォンを取り出すのであれば鍵を取り出すのと同じなので、
結局鍵を開けるのに必要な動作は変わらないからです。
むしろ、アプリを起動してスマートロックと通信して解錠するのには数秒時間がかかりますので、通常の鍵で解錠したほうが早いこともあると思います。
しかし、今ではアプリを起動させずともGPSなどから位置データを取得してドアに近づくだけで解錠できるスマートロックも登場していますので、
そのような機能が搭載されているスマートロックであれば問題点・デメリットにはなりません。
問題点・デメリットのまとめ
さて、最後にスマートロックの問題点とデメリットについてまとめます。
- 電池切れの可能性がある。
- 取り付けられないドアの鍵がある。
- 料金が高い
- 解錠するのにスマートフォンを取り出す必要がある
電池切れに関しては、電池残量が減るとアプリに通知が来るので、そのタイミングで電池交換をすれば問題ありません。
取り付けられない鍵の対応に関しても日々対応範囲が広がっていますので、今後取り付けらてない鍵はどんどん減っていくでしょう。
料金ばかりは手元のお金の状況次第になりますが、安いスマートロックでも高機能ですので、使用したい用途を把握したうえで選びましょう。
解錠に関しては近づくだけで解錠してくれるスマートロックもありますので、それを選ぶと良いでしょう。
スマートロックが抱える問題点やデメリットのなかに致命的なものは特にないので、しっかりと機能を比較したうえで選ぶと後悔なくスマートロックを導入できるかと思います。