入退室管理システムはオフィスのセキュリティ強化、労働管理などを目的として導入されるサービスです。

入退室管理システムを提供している企業は多く、ビル管理者向けの製品から、中小企業むけの製品まで、規模や目的に応じて様々です。

各社の特徴がわかるように入退室管理システムを比較してみましたので、参考にしていただければと思います。

なお、中小企業向けの入退室管理システムをお探しの方はこちらを参考にしてみてください!
中小企業向け入退室管理システムおすすめランキング!

オフィス・経営者向けの入退室管理システム

初めに経営者向けの入退室管理システムを紹介します。これはオフィスだけではなく、例えば学習塾やレンタルスペースなどの運営者にもおすすめできる入退室管理システムです。

初期費用無料の入退室管理システム『Akerun』

会社名 株式会社フォトシンス
サービス名 Akerun
公式サイト Akerun

『Akerun』は株式会社フォトシンスが提供する後付型の入退室管理システムです。
初期費用0円で月額も安価に利用することができ、原状回復費用も必要としないため安価に導入することができます。
中小企業でも安心して導入ができるサービス設計となっております。

スモールオフィス向け鍵管理システム『カギカン』

会社名 Qrio株式会社
サービス名 カギカン
公式サイト カギカン

『カギカン』はスマートロックを提供するQrio株式会社が提供するスモールオフィス向きの入退室管理システムです。
Akerunと同様に初期費用無料で導入できる、導入ハードルの低い入退室管理システムです。
月額費用も4,980円とかなり安価に導入することができます。Akerunとの違いについては下記記事をご覧ください。
【徹底比較】入退室管理システム「Akerun」「カギカン」を28項目で比較してみた

入退室情報ソフトウェア TimePro-XG 入室

会社名 アマノ株式会社
サービス名 TimePro-XG 入室
公式サイト TimePro-XG 入室

『TimePro-XG 入室』はアマノ株式会社が提供する入退室管理システムです。
アマノ株式会社は入退室管理システム以外にも勤怠管理システムや給与管理システムなど労務に関するソフトウェアを提供しています。
例えば勤怠管理システムと連携することでより正確な履歴を管理し、無断のサービス残業などの実態を把握することができます。

GG-2

会社名 株式会社クマヒラ
サービス名 GG-2
公式サイト GG-2

『GG-2』は金融機関向けにセキュリティ製品を提供する株式会社クマヒラが提供する入退室管理システムです。
GG-2は10年以上のセキュリティ事業で培ったノウハウをパッケージ化した製品で、オーダーメイド製品と異なりセキュリティ要件の変更や、オフィスだけでなく工場への導入なども多大な費用を必要せずに導入することができます。
また、グッドデザイン賞を受賞するほどオフィスに馴染むデザインとなっていることも特徴です。

バイオスターシステム

会社名 株式会社セキュア
サービス名 バイオスターシステム
公式サイト バイオスターシステム

『バイオスターシステム』はセキュリティ機器の販売を行う株式会社セキュアが提供する入退室管理システムです。
顔認証、指紋認証、ICカード認証、テンキー入力認証など様々な認証方法を設定することが可能で、入退室管理システム導入の目的に応じて使い分けることができます。
また監視カメラやエレベータ制御システムなどとも連携可能と拡張性に優れいている点が特徴です。

Kazasu(カザス)

会社名 株式会社学書
サービス名 Kazasu(カザス)
公式サイト Kazasu(カザス)

『Kazasu(カザス)』は株式会社学書が提供する学習塾向けの入退室管理システムです。
学習塾の入退室管理に必要な機能を備えており、例えば子どもが塾についたら自動で保護者にメールを送信するなどの機能があります。
無料デモが用意されているので、実際に使用してみてから導入を検討することができるハードルの低さが特徴です。

BUILCARE(ビルケア)

会社名 株式会社日立ビルシステム
サービス名 BUILCARE(ビルケア)
公式サイト BUILCARE(ビルケア)

『BUILCARE(ビルケア)』は株式会社日立ビルシステムが提供するオフィス向けの入退室管理システムです。
導入の際に新たなICカードを発行する必要はなく、既存の社員証などにFeliCa Liteシールを貼るだけで使用することができます。
料金は月額で1ドア21,000円から利用することができます。

iDoors(アイドアーズ)

会社名 株式会社エーティーワークス
サービス名 iDoors(アイドアーズ)
公式サイト iDoors(アイドアーズ)

『iDoors(アイドアーズ)』は株式会社エーティーワークスが提供するFeliCa対応の入退室管理システムです。
クラウドで管理しているため30万円から導入することが可能で、豊富な機能を備えています。
また専用アプリをダウンロードしておけば近づくだけで自動で鍵を開ける機能を実装することも可能です。

ビル管理者向けの入退室管理システム

続いてビル管理者向けの入退室管理システムを紹介します。

セサモTRII

会社名 株式会社セコム
サービス名 セサモTRII
公式サイト セサモTRII

『セサモTRII』はホームセキュリティで有名なセコムが提供する入退室管理システムです。
入退室管理だけではなく防犯管理機能も備わっていることが特徴です。
入退室の情報から、部屋が無人になった際に自動で警戒セットにすることができるため、セキュリティ体制を強化したい企業におすすめです。

デイリACE

会社名 株式会社パナソニック
サービス名 デイリACE
公式サイト デイリACE

『デイリACE』はパナソニックが提供するビル管理者向けの入退室管理システムです。
入退室管理システムは新たにICカードを登録する場合はPCで登録する製品が多いですが、デイリACEはその面倒な作業をPCを使用せず登録することができます。
低コストで導入することも可能でシンプルな操作性が特徴です。

MELSAFETY-Px

会社名 三菱電機株式会社
サービス名 MELSAFETY-Px
公式サイト MELSAFETY-Px

『MELSAFETY-Px』は三菱電機株式会社が中小規模向けに提供するビル管理者向けの入退室管理システムです。
1扉~80扉、ユーザ登録数 ~10,000人程度を想定した入退室管理システムで、中小規模ビル向けではありますが、カメラとの連動などセキュリティ機能は豊富に備わっています。
スケジュール制御や在室者管理など豊富な機能がありますので、目的に応じた機能選定が可能です。

富士通ネットワークソリューションズの入退室管理システム

会社名 富士通ネットワークソリューションズ株式会社
サービス名 なし
公式サイト なし

富士通ネットワークソリューションズ株式会社が提供するビル管理者向けの入退室管理システムです。
手のひら静脈認証と非接触ICカードの2つの方法で入退室を管理することが可能で、それらの装置をLAN接続しているため、セキュリティレベルに応じた入退室管理が可能です。
また防犯カメラとも連携することが可能なので、防犯性にも優れています。

savic-net™FX2 セキュリティ

会社名 アズビル株式会社
サービス名 savic-net™FX2 セキュリティ
公式サイト savic-net™FX2 セキュリティ

『savic-net™FX2 セキュリティ』はアズビル株式会社が提供するビル管理者向けの入退室管理システムです。
ブラウザでの管理が可能で専用のソフトをインストールする必要がなく、監視専用のPCを用意せずとも管理者のPCで利用することができます。
また、テナント向けに入退室の記録を提供することも可能なので、労働環境の改善に役立てることも可能です。

クラウド型入退室管理サービス「BIVALE(ビヴァーレ)」

会社名 株式会社日立
サービス名 BIVALE(ビヴァーレ)
公式サイト BIVALE(ビヴァーレ)

『BIVALE(ビヴァーレ)』は株式会社日立が提供する中小規模のビル管理者向けの入退室管理システムです。
クラウド型の入退室管理システムなので、サーバーの構築を必要としないため、ドア1つからでも導入することができ、気軽に機能を体験することができます。
また、クラウド管理なので複数拠点の入退室を一元管理することができます。

パナソニックESネットワークスの入退室管理システム

会社名 パナソニックESネットワークス株式会社
サービス名 なし
公式サイト なし

パナソニックESネットワークスの入退室管理システムは設計から保守までを一流の技術者がきめ細かくサポートしてくれる点が特徴です。
各社の要望に応じて適切なセキュリティ体制を構築することが可能です。
パッケージではなくオーダーメイドで入退室管理システムを構築質人におすすめです。

SAFEWARE-SX

会社名 日本電気株式会社(NEC)
サービス名 SAFEWARE-SX
公式サイト SAFEWARE-SX

『SAFEWARE-SX』はNECが提供するビル管理者向けの入退室管理システムです、
SAFEWARE-SXは入退室管理システムの機能だけではなく様々なオプション機能があります。
例えば、火災報知器と連動して、火災発生時に自動で鍵を開けたり、ETC搭載の車の出入りを記録するなど独自の機能があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

各社毎に様々な特徴がありますので、自社の目的、要件に適切な入退室管理システムを選べるよう、複数社に問い合わせてみるのが良いかと思います。