「鍵を閉めると自動で部屋の照明が消える」
「家に帰ったら自動で冷房がオンになる」
自動で家電が動く、そんな時代がついにやってきました!
そんな近未来な体験を実現するのが、ヤフー社が提供する様々なWebサービスとIoT製品を連動させるAPIプラットフォーム「myThings」とスマートロックの「Akerun(アケルン)」との連携です。
今回の連携によってスマートロックの可能性は更に広がったと感じていますので、どんなことができるようになったのか、紹介していきます。
「myThings」とは?
「myThings」とは様々なアプリ、Webサービス、IoT製品と連携、組み合わせることで、それぞれのサービス同士を連動させることができるアプリで、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでの利用はもちろん、AppleWatchなどウェアラブルデバイスでも利用することができます。
具体的にどんな事ができるかを紹介すると、
「ツイッターで特定のアカウントがツイートしたらスマートフォンにプッシュ通知」
「室温が30度以上だったら冷房をつける」
など、様々なサービスと組み合わせることでこれまでのサービスをより快適に便利に使用することができます。
2016年6月現在、48種類ものサービスと連携をしています。
スマート家電やIoT関連製品を持っていない人にとってもしかしたら魅力が少ないかもしれませんが、主要SNSはすべて連携しているのでSNSをより便利に使用したり、EvernoteやDropboxとも連携をしているので仕事の効率化にも活用できるので、人によって使い方は無数にあるとても便利なサービスだと思います。
「Akerun(アケルン)」と「myThings」との連携で何が実現されるのか?
それではスマートロックの「Akerun(アケルン)」と「myThings」との連携によって、どのようなことができるようになるのでしょうか。
「myThings」には「トリガー」と「アクション」の2つの機能が存在します。
トリガーとは、アクションを起こさせるための条件のことで、
例えばトリガーを「雨が振りそうな場合」とし、アクションを「雨が降りそうとプッシュ通知」と設定した場合、雨が振りそうなときにアクションで指定したプッシュ通知がスマートフォンに届きます。
このように、「トリガー」と「アクション」に「Akerun(アケルン)」を設定することで活用方法が広がるのです。
なお2016年6月現在はAkerun(アケルン)はトリガーにしか指定ができず、指定できるトリガーが「鍵を閉めたら」と「鍵を開けたら」の2つです。
今後はアクションにも追加されたりしていくと思いますので、機能拡充を期待しましょう
Akerun(アケルン)の活用方法を考えてみましょう。
鍵の開け閉めがトリガーなので、出かける時と家に帰ってきた時にアクションを起こすことができるので、
例えば、家を出た時に照明の消し忘れを防止するために、「鍵を閉めたら照明を消す」なんかは実用性が高いと思います。
夏場なんかは「鍵を開けたら冷房をつける」なんかも便利そうですね。
他にもアクションをEvernoteに設定することで入退室記録を自動でつけることができたりと活用方法は工夫次第かなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「myThings」との連携により「Akerun(アケルン)」の利便性は更に向上しましたし、このように様々なサービスとの連携が実現したことで、今後のスマートロックの可能性は格段に上がったと思います。
今後もこのようなスマートロックが更に便利になるようなサービスがリリースされると思いますので、随時情報発信をしていきたいと思います。